インプラント治療について
2014.12.19更新
インプラントオペを終了した数日後に以下のような手紙をいただきました。
おかげさまでインプラントの埋め込み手術が終り、ほっとしています。ありがとうございました。
どんな手術か怖くて怖くてしかたありませんでしたが、終わって感じたことは〝痛くない〟 〝安心していられた手術〟で、とても楽な気持ちでいられました。それは次のことからです。
1 他の患者さんが居なかったこと (私が医院を独占したような感じでした)。
2 先生と助手の方々との会話から、切開した状況に合わせて必要な器具など選び指示、指示された方は復唱して先生にわたしているのが良く分かり安心でした。又、必要なものが不足なくそろっているのも、日ごろの先生のお仕事ぶりが分かります。
3 手術の進捗状況を時々教えてくださったこと〝3分の1終わりました〟 〝7割終わりました〟 〝あと10分です〟 など。
4 手術後、埋め込んだインプラントのレントゲンを見ながら細かく説明してくださったこと。
骨に穴を開けるのは道路工事のイネージで、どれほど頭に響くのかと心配でしたが、全く違って小さな音で短時間でした〝こんなもの?〟と驚きました。
・・・・・ 解説
ミスを防ぐために、通常の診療でもできるだけ指示を復唱するようにしています。
事前にCTレントゲンでも十分に説明し、オペの計画をします。オペする位置も0,5mm単位で考えますが、いざオペしてから判明することもあり、インプラントの種類は、その形態、太さ、長さ、表面性状など常に30種類ほどの在庫を用意し、最適なインプラントを使用するようにしています。
患者さんは寝ていて、口の中で行われている状況は全くわかりません。不安だらけといってもいいでしょう。オペの進み具合を時々お話しすることで安心していただいております。
オペ後はどんなインプラントがどんな風に入ったのかをオペ直後にとったレントゲンで解説します。
以上のお手紙は、一人の患者さんの感想なので、全ての方にあてはまるものではありません。一回のオペの本数が多い方の場合には、多少お疲れになる場合もあります。
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